このページでは、飲酒量と医療の関係について解説していきたいと思います。
沖縄は飲酒量が多いことで有名
「沖縄といえば泡盛!」という言葉に反論する人はいないでしょう。
お酒が有名な県だけあって、沖縄県民の飲酒量は全国平均よりかなり多いと言われています。
“週に3回以上飲酒しており、1日あたりの飲酒量が3合以上”である多量飲酒者の割合が、30~40代の男性で15%程度なのですが、これはかなり高い数値です。
多量飲酒を継続していると、睡眠障害・胃潰瘍・肝硬変・アルコール性認知症・精神疾患など、様々な問題が引き起こされます。
もちろん、短時間のうちに大量に飲酒すれば、急性アルコール中毒を引き起こす危険も…。多量の飲酒に良いことは何もありません。
健康を考えれば、飲酒量を適量に抑えることが必要ですね。
飲酒量はどれくらいが適正なの?
純アルコール量で20gまでが適正。60gを越えると多量飲酒とされています。
常に20g以内に抑えろとまでは言いませんが、出来るだけ60gをオーバーしないように飲みましょう。
しかし、ただ単に「純アルコール量」といっても、それがどれくらいの飲酒量を指すのかは分からないと思います。以下に、純アルコール量60g相当のお酒が具体的にどれくらいかをまとめましたので、参考にしてください。
【純アルコール量で60gってどれくらい?】
- ビール→→→1.5L(ロング缶3本分)
- ワイン→→→630ml(ビン1本弱)
- 泡盛→→→250ml(コップ1杯)
沖縄は飲酒がらみの問題が多い!?
沖縄県では、飲酒運転の根絶キャンペーンが頻繁に行われています。
どうやら、飲酒運転をしてしまう人が多いようですね。
色々な病気を引き起こす原因になるのはもちろん、事故・事件を発生させる引き金にもなる飲酒。そういった問題に巻き込まれないためにも、適度な飲酒量を心がけましょう。
沖縄の健康を守る立場である以上、看護師さんは特に適正飲酒を心がけるべきだと思います。